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Tree

樹木を拠り所にして生活を営む生き物たちのように人間も暮らす生きるための家。

積層するスラブの階層と穴の密度がグラデーショナルに変化しながら浮遊する。

空間・環境の密度がゆるやかに移ろう樹木の中へ身体を潜り込ませ、豊かな自然環境に寄り添うようにして住まう。

生活を解体し、機能が朽ち果てることで、部屋・尺度・行為が細分化された家には、人間や様々な生き物たちのための多様な居場所が散らばり、時々刻々自らの居場所を探し求めながら自由に暮らす。

絶えず揺らぐ環境と身体感覚を頼りに自由に生きるための家。

Year

2012

Competition

東京都美術館「Arts&Life:生きるための家展」

(実施)

Theme

生きるための家

Type

住宅

Jury

小嶋 一浩、西沢 立衛、平田 晃久、藤本 壮介、

真室 佳武

Prize

入選

Exhibition

東京都美術館

2012年7月15日~9月30日

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