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Takashi Yamaguchi design office
山
口
貴
司
設
計
事
務
所
線上の森
-10の生活で奏でる-
現代の人々の生活は住宅内では完結せず、暮らしの豊かさを都市へ求め、環境を巡るようにして生活している。どの住宅にも当たり前のようにある生活の機能を編集・再構成することで、都市のように豊かな関係性をもつ集合住宅をつくる。
暮らしに必要な10の機能を廊下のように細長い線状の部屋へと置き換える。それぞれの部屋は薄くて透明であり、それらが環状に揺らぎながら重なり合うことで、生活の風景が曖昧に溶け合う。
100戸の住宅が近づいたり遠ざかったり、重なったりしながら関係性を絶えず変化させることで、集合住宅は森のように大きな環境となる。
食事をする、仕事をする、くつろぐ、寝るといった日常の暮らしの風景は、限りなく透明な環境の中へ散らばって混ざり合い、都市へ浮かび上がる。
Year
2010
Competition
第4回長谷工住まいのデザインコンペティション
(アイディア)
Theme
10の違うものが集まる100戸の集合住宅
Type
集合住宅
Jury
隈 研吾、乾 久美子、藤本 壮介、池上 一夫
Prize
佳作
Publication
新建築 2011年2月号
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*共作
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